2020年10月16日と、コロナ禍に公開したにも関わらず、映画『鬼滅の刃・無限列車編』が、
わずか10日間で興行収入を日本史上最速で100億円突破するなど、歴史的大ヒットしております。
今だにブームのピークはまだこれからと言える鬼滅の刃ですが…
いったいどんな映画だったのか?
わたしも劇場で観てきましたので感想(あらすじ・ネタバレ含む)を書きたいと思います。
こちらの記事では映画『鬼滅の刃・無限列車編』のあらすじ・ネタバレを含みます。 まだ映画をご覧になっていな方は、閲覧を控えるか、あるいは承知の上ご覧ください。
映画を観た方で原作マンガを読んでいない方が「?」となるシーンの補足も含めました。
目次
あらすじ・ネタバレ:劇場版『鬼滅の刃・無限列車編』

劇場版『鬼滅の刃・無限列車編』は、以前TV放送しておりました「鬼滅の刃」の
26話からの続きの話となっております。
最初にネタバレとなりますが…
アニメオリジナル場面は、冒頭のお館様が鬼滅の隊士達のお墓参りをしているシーン以外は、原作を忠実に再現しております。
物語の前半:無限∞列車の調査に乗り出す、3人と炎柱の煉獄
那田蜘蛛山 (なたぐもやま)での戦闘後、次の任務へと赴く炭治郎、善逸、伊之助の3人ですが、
次の任務は、いままでにも多くの鬼殺隊の隊員が「行方不明」となってしまっている謎の無限列車の調査です。

炭治郎、善逸、伊之助の3人と、
先に炎柱である煉獄杏寿郎も任務に同行しております。

列車は発車するも…
鬼の気配はなくそのまま進みますが、車掌さんが”切符の確認”に来たときに…

異変を察知する炎柱の煉獄。

すると突然、列車内に”鬼が出現”します。
煉獄はそれを察知し、瞬く間に2匹の鬼を倒し、その見事な腕前に炭治郎、善逸、伊之助の3人は感激し、煉獄に弟子入りを志願し煉獄もそれを快諾します。
しかし…それは
下弦の壱の魘夢(えんむ)による血鬼術の”夢”を…
魅せられていたものでした…。


実際には、煉獄含め、炭治郎、善逸、伊之助の3人や乗客たちも眠ってしまっていたのでした。
魘夢の血鬼術の手口は、切符に自らの血を染み込ませており、それを車掌が切符を切る事で発動します。
それぞれ切符を切られた人たちに”幸せな夢”を魅させ、そのスキに、人の”精神の核”を破壊し廃人にしようと企んでいました。
魘夢は事前に、
幸せな夢に溺れたい人間を誘惑し、刺客(しかく)として、無限列車の乗客の中に忍び込ませておりました。
魘夢は、刺客に、自身が作った「人の夢の中に侵入できる特別な縄」を渡し、
煉獄含め、炭治郎、善逸、伊之助の4人の夢の中へ入るよう操ります。
そしてその者たちに、彼らの夢の外側の無意識領域にある、
“精神の核”の破壊を命じます。
物語の中盤:魘夢の血鬼術である”夢の中”で翻弄される4人
魘夢の策略に嵌り、煉獄、炭治郎、善逸、伊之助はそれぞれ”夢”をみています。
煉獄の夢の中に忍び込んだ少女は、煉獄の精神に見付からない様に精神の核を見付け破壊しようと寸前まで行きますが…
術中で本来動けるはずのない煉獄は、”生存本能”で危険を察知し、
現実の世界での少女の首を締め、それを防ぎます。
しかし…鬼以外は殺せない鬼殺隊の煉獄は、それ以上の事は出来ず…
膠着状態(こうちゃくじょうたい)となります。
一方、炭治郎、善逸、伊之助は、まだ夢の中です。
善逸は、禰豆子と一緒に美味しい桃を食べに行こうと、手をつないで山道を進む夢を、

伊之助は、自分がリーダーで、うさぎの禰豆子、たぬきの炭治郎、ねずみの善逸を子分に、洞窟の中を探検している夢を
炭治郎は、殺されたはずの家族が、何事もなく生きている”夢”を見ていました。



その後、炭治郎は鬼殺隊である事も忘れ…
夢の中で、家族との幸せな日々に暮らしておりましたが、水を汲みに川に行った時、水面に写る”もう一人の自分”から

「起きろ!これは夢だ!!」
と警告する自分に遭遇します。
その時ハッと我に返りますが…今だに夢の中で目覚める方法が分かりません。
その頃、現実では、禰豆子が箱の中から出てきました。
禰豆子は、箱の中に入っていため、魘夢の術から逃れてました。
禰豆子が周りを見渡すと、みんな寝ております。
炭治郎を起こそうとしますが…魘夢の術にはまった炭治郎は、うなされたまま起きません。
業を煮やした禰豆子は、炭治郎に頭突きをするも炭治郎は起きません。

怒った禰豆子は”爆血(ばっけつ)”を発動!
これにより夢の世界の炭治郎は炎に包まれ、鬼殺隊の服装に戻りますが今だに目覚めません。
炭治郎は、己を目覚めさせるために、夢の世界の実家を出ることを決意し外に出ますが…
炭治郎の家族が追ってきます。
「お兄ちゃん、どこに行くの?」と、

呼び止められる炭治郎は
「ここに居たいなぁ・・ずっと」
「振り返って戻りたいなぁ…」
炭治郎は、本当なら、ずっとこうして暮らしていたはずなんだ…と思い浮かべます。

しかし、でももう俺は失った!! 戻ることは出来ない!!
と、決意を固め走り去ろうとする、炭治郎の後ろ姿を見た末っ子の”六太(ろくた)が”
「お兄ちゃん置いて行かないで!!」
と涙を浮かべながら追いすがります。
それを、振り返りもせず(恐らく振り返ると戻ってしまうのを分かっているから)走り去る炭治郎…。

炭治郎も、
「ごめんなぁ六太、もう一緒にはいられないんだよ。」
「忘れることなんて無い、どんな時も心は傍にいる」
「だからどうか許してくれ…」
と、大粒の涙をこぼしながら走ります。
雪の降る山中まで走ってきましたが、鬼の匂いはするが今だに起き方が分からない炭治郎
すると…父親が「炭治郎、刃を持て、切るべきものはもう在る」と警告を言い消え去ります。
これは、炭治郎自身が本能で作り出した幻影で、今だに起き方を理解していない自分に警告したのでした。

そして…ついに炭治郎は理解します。
夢の中の”死”が”現実の目覚め”につながる事を…。

戸惑いながらも炭治郎は、
”自分の頚(くび)”を切る覚悟を決め(首を)切ります!
そして…ようやく炭治郎は現実世界に目覚めると、自分の手首に焼き切れた縄が縛られているのに気づきます。
焼き切れたのは、禰豆子の爆血によるものでした。
炭治郎は、他の人の縄を日輪刀で切ろうとしましたが…
嫌な予感がしたために、縄は、禰豆子に燃やしてもらう指示を出します。
これは結果的に正しく、日輪刀で縄を切っていた場合、夢の世界に侵入していた侵入者は、永遠に意識が戻りませんでした。
縄を燃やした事により、魘夢が寄越した手先の人間たちは目覚め、炭治郎に
「邪魔をするな!」と襲いかかります。
しかし、炭治郎は
「ごめん、俺は戦いに行かなきゃならない」
と、炭治郎の夢の中に入っていた刺客以外を気絶させます。
「わかるよ…俺も夢の中に居たかった…」と同情しながら…
炭治郎の夢の中に入っていた刺客であった青年は、
炭治郎の心の中の澄みきった世界に心洗われ、元の優しい青年に戻っていました。
そして…炭治郎に「ありがとう…気をつけて。」と心遣いを述べると、
炭治郎も「はい」と元気よく返事を返します。
禰豆子には、「そこに残り、みんなを起こせ!」
と指示を出し魘夢を探しに行きます。
その後は現在作成中…












物語の後半:ラストは猗窩座に煉獄が
炭治郎・煉獄の前に謎の鬼が現れます。
その鬼の目にそ、十二鬼月の上弦の参・猗窩座(あかざ)です。


作成中…











まとめ:ラストで煉獄さんが猗窩座に…【映画】鬼滅の刃あらすじネタバレ感想!

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