2025年に開催される「関西万博」の公式キャラクター名が決まりました。
このクリーチャーを生み出したのはデザイナーで絵本作家の「山下浩平(やました こうへい)さん(51)」です。
2025年大阪・関西万博の公式キャラクターが決まりました。生み出したのは、デザイナーで絵本作家の山下浩平さん(51)が代表を務めるグループ「mountain mountain」。制作の裏には、新型コロナウイルス禍の中で光を探し、育った神戸への思いを秘めた山下さんの姿がありました。https://t.co/2OkwXFxZ9U pic.twitter.com/uAzmw7AccA
— 神戸新聞経済部 (@kobekeizaibu) April 2, 2022
ネットではすでに「ミャクミャクくん」「…怖い」「ミャクミャク様」などと呼ばれ始めていますが、一体このクリーチャーキャラクターを創り出した山下浩平さんとは何者なのでしょう?
そこで今回は、「ミャクミャクと山下浩平さん」についてまとめていきます。
目次
大阪・関西万博 公式キャラクターの愛称は「ミャクミャク」

2025年の大阪・関西万博の開幕まであと1000日となった2022年7月18日に、東京都内で記念イベントが開かれ、公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決定したと発表されました。
大阪・関西万博 公式キャラクターの愛称は「ミャクミャク」 | NHK政治マガジン https://t.co/gFk0GOgDgV
— それ本当?@たまに楽天👚👜(相互フォロー歓迎!😊🤝) (@HontouNano) July 19, 2022
このイベントは、開幕まで18日で1000日となった大阪・関西万博への機運を高めようと東京都内で開かれました。
公式キャラクターは水の都・大阪から連想した青いキャラクターと赤い球体が連なるロゴマークと一体となった姿が特徴で、名称を決めるため「3万3000点を超える応募」から選ばれました。
実施主体の博覧会協会によりますと、親しみやすさに加えて、歴史や伝統を「脈々」と引き継ぐという思いが込められているほか、
万博のテーマに「命」が入っていることから「脈」ともつながっているということです。
博覧会協会では、今回、愛称が決まった公式キャラクターとともに、万博の機運醸成をさらに進めることにしています。
ああ…ミャクミャク様じゃ…ミャクミャク様がきた…#ミャクミャク pic.twitter.com/QVVsGnAV3J
— ぷかぷんとす (@jurakirinn) July 18, 2022
「ミャクミャク」くんは名前が決まるまで違う名前で呼ばれていた。
2025年に開催される「関西万博」の公式キャラクターの「ミャクミャク」くんは、
実は2022年3月には、名前が決まる前にデザインだけが先行して決定しておりました。
2025年日本国際博覧会協会は22日、東京都内で記者会見を行い、『大阪・関西万博』の公式キャラクターデザインを発表。グループ・mountain mountain (マウンテンマウンテン、代表:山下浩平氏)が手がけた、最終候補C案が選ばれた。
『大阪・関西万博』公式キャラクターデザイン最終候補3作品
“いのちの輝き”をテーマにした万博のシンボルマークをそのままキャラクター化し、同時に“水の都”大阪も表現された。
姿を変えられるフレキシブルなデザインとなり、使用用途によって変化していくという。
キャラクター名称は未定で、今後公募を行う。
引用:ORICON NEWSより
そのため、キャラクター名が決まるまではその見た目から
「コロシテくん」とか「いのちかがやきくん」などと呼ばれておりました。
コロシテくん
まだ「ミャクミャク」くんと大阪万博の公式キャラクター名が決まってなく
「コロシテくん」と言われていた頃のみんなのイメージです。
コロシテくんの名前が決まりましたが、朝の報道で女子アナが
👩「メチャメチャかわいいです☺️」
って言ったらヒャダインが
「いや、気持ち悪いじゃないですか!」
って😂😂😂 pic.twitter.com/VMPy2r5R3s— てっちりコフ (@Teracchi2) July 18, 2022
コロシテくん「み゛ゃくみ゛ゃくぉぇぁぁぁぁ……み゛ゃくみ゛ゃくぉぇぁぁぁぁ……」べちゃ…べちゃ…ぐちゃ…
ひよこ「何かが近づいてくるぅぅぅ!?」
ひよこの中のイメージ https://t.co/yO2woDCmJ4
— Baron Lepoussin<ひよこ男爵> (@baronpiyo) July 19, 2022
愛称 ミャクミャク
本名 コロシテくん pic.twitter.com/HFXnHqSUQb— ぺんぎん (@198000yen) July 19, 2022
ちょっとイキってるコロシテくんことミャクミャクかわヨ pic.twitter.com/3xAD1FMrfh
— まえやん (@mae_yan) July 18, 2022
ミャクミャクくんかー
コロシテくんじゃなくなっちゃった pic.twitter.com/oReVHoQEFW— しらかば (@upalipurna) July 18, 2022
ちなみに「コロシテ…」の元ネタは
「コロシテ…」の元ネタはハガレン、幽遊白書(Dr.イチガキチーム)、メイドインアビスなど諸説有るがハガレンではそもそも言ってない。
たぶん最古は「ジョニーは戦場へ行った」(小説1939年/映画1971年)で半身不随になりながら生き延びた主人公が、首の動きのモールス信号で『Kill me』と繰り返すシーン— nekojita (@nek0jita) August 25, 2020
『ジョニーは戦場に行った』より古い例も有るかもしれないが、「半身不随になってほとんど身動きがとれなくなった状態で力弱くコロシテ…コロシテ…と懇願する」という現在共有されているイメージは、ほぼ間違いなくこの映画から来たものでは。
↓予告編ですhttps://t.co/gRE3vvVVXk— nekojita (@nek0jita) August 25, 2020
いのちかがやきくん
まだ「ミャクミャク」くんと大阪万博の公式キャラクター名が決まってなく
「いのちかがやきくん」と言われていた頃のみんなのイメージです。
過去絵のいのちのかがやきくん pic.twitter.com/DYnXYJzDjT
— あやカイ☆オーガ@ポケモン絵師 (@Kyogre17Kyogre) July 19, 2022
ミャクミャク様の流行りに乗っていのちのかがやきくん#ミャクミャク pic.twitter.com/877dWUrg1W
— ぽんじDX (@siekwald) July 19, 2022
トルコ雑貨屋さんにいのちのかがやきくんブレスレット売ってた pic.twitter.com/Qz60YxqB0l
— まいか (@maikachan00) July 12, 2022
ちなみに「いのちかがやきくん」の由来は、2025年「関西万博」の公式ロゴマークとなったコンセプトから来ております。
「ミャクミャク」を生み出したデザイナー「山下浩平」とは一体何者?
- 氏名:山下 浩平(やました こうへい)
- 生年月日:1971年(51歳)
- 出生地:熊本県熊本市生まれ(兵庫県神戸市育ち)
- 学歴(高校):兵庫県立明石高等学校美術科
- 学歴(大学):大阪芸術大学美術学科卒業
- 職業:日本のグラフィックデザイナー、イラストレーター、絵本作家。
山下 浩平(やました こうへい)はアートディレクター。グラフィックデザイン、キャラクターデザインを中心に広告やTV番組、商品開発など幅広くデザイン活動を行っている。
2000年よりデザイン・レーベルmountain mountain(マウンテンマウンテン)名義でデザイン活動を行なっております。
今回の「2025年 大阪万博」のキャラクターデザインはこの「mountain mountain(マウンテンマウンテン)」名義での応募でしたね。
山下さんは、こどもの頃から絵を書くことが好きだったそうです。
山下浩平さんは中学生の時に、高畑勲監督と富野由悠季監督のアニメ、いわゆる「ジブリ作品」に憧れ、「美術科」のある高校に進学しました。
高校卒業後は大阪芸術大学の美術学科に進学しました。
大学卒業後は「デザイン事務所」に就職しましたが、反りが合わなかったのか?わずか3ヶ月で辞めてしまったとの事。
その後、「大学時代にアルバイトしていた古着屋」から提案を受けて、新規の古着店の出店の手伝いをしていたそうです。
そして山下さん自身も神戸で古着屋店の経営者(オーナー)になったそうです。
その古着屋店は
という名前でした。
神戸で被災して22才から古着屋 phoebe permanent wave をやっていた頃。年の1/3ほど仕入れでアメリカとヨーロッパをザックひとつで徘徊していた。いつものきつい海外の合間にバウハウス縁の土地デッサウとワイマールを尋ねたことがある。写真は98年のバウハウス校舎。この隅でパンをかじった思い出。 pic.twitter.com/wU7lB0fsvE
— やましたこうへい@デザインと絵本 (@mountain_koya) March 15, 2022
この「フィービー」と言う愛称で呼ばれていたお店は山下浩平さんのデザイナーとしてのセンスが盛り込まれていたせいか?とても評判が良かったそうです。
その後、山下浩平さんは、古着屋さんを経営しながらデザイナーの仕事もしておりましたが、「デザイン業に専念する」ために、30代で東京に上京し事務所を借りたとの事。
それが、山下浩平さんが活躍中のデザインレベル「mountain mountain」のはじまりだったと本人は述べております。
この様に、山下浩平さんは「デザイナー」としては少し異色な存在だったと言うことです。
まとめ:ミャクミャクくん…怖い「様付け」デザイナー山下浩平とは何者?
今日も一日。#今日も一日
ビジュアル、名前、確実にコチラ側を煽ってやがる!#ミャクミャク#大阪万博#コロシテくん pic.twitter.com/I2ZGPJzSZG
— ino (@ino_inox07) July 18, 2022
今回は「ミャクミャクくん…怖い「様付け」デザイナー山下浩平とは何者?」というテーマで
「ミャクミャクと山下浩平さん」を調査していきました。
どうやら、「ミャクミャク」くんは、選考当初では、大阪の梅田での「街頭アンケート」では最下位の人気でしたが、どうしてなのか?選出された様ですね。


ネーミングも「約3万3000点中2人」から選出されると言う…。
常識では「1番応募数が多かった名前から」だと思いますがちょっと不思議ですね。
そんな不思議だらけの「ミャクミャク」くんですが、決まった以上はこのキャラが「公式キャラクター」なので親しんで行けるようにして行きましょう!(?)