2020年1月16日の裁判で、新立文子(しんたてふみこ)(53)が起こした、
保育園児2人が死亡、園児や保育士ら14人が重軽傷を負わせた
滋賀県大津市の「大津園児死傷事故」(検察側:禁錮5年6カ月を求刑)の判決が言い渡される予定でしたが…。
判決言い渡しの延期を決定すると言う、異例の事態となりました。
いったい延期する理由とは、なんなのでしょうか?

目次
「大津園児死傷事故」が“異例”の判決延期になった理由とは?

法廷を混乱させ「判決が延期される」と言う、異例の展開となった理由は
新立文子(しんたてふみこ)被告側が「起訴内容について主張を変えたため」です。
具体的には以下のとおりです。
変更その①:新立文子(しんたてふみこ)被告の主張

新立文子(しんたてふみこ)被告は、今までの公判では「起訴内容」を認めておりました。
それがANN(テレビ朝日)のインタビュー取材に対し
子供がいるので(刑期が)短くなればいい。
と語っています。また他にも

とも語り、事故は自分のせいだけではなく「直進車の過失を主張」しております。
また、新立文子(しんたてふみこ)被告び関連事件として
併合審理(へいごうしんり)されてます「ストーカー事件」に対してもまた…
変更その②:新立文子(しんたてふみこ)被告の主張

ストーカー事件が併合審理されたことに納得がいかなかった。
などど関係者やインタビューに応え、起訴内容を変えて争う姿勢に転じたとの事でした。
その反面、「主張を話すように」促されると…

このように、今までの審議内容から一転して主張を変えた新立文子(しんたてふみこ)被告ですが、
検察側から法廷で言い分を話すよう主張されると
と、発言を拒否しました。
本当は今日のうちに「判決」を出したかった?
今回の裁判では結局「判決」は出ませんでした。
検察側としましては、きょうのうちに判決を出したいと主張していました。
ただ、判決を出せない理由として
- このあと午後3時から同じ法廷で「別の審議」の予定である。
- 弁護側が主張するには本人の体調がよくないため、頭が働かず整理して話せない。
- そのため「被告人質問」を受けることはできない。
ということから、両方の言い分を飲んだ結果、今後の審議ということになりました。
余談ですが、裁判官は
私選弁護士なので十分に時間を使って、これまでの審議の中で主張するべきであったのに、そのことをしなかったのが残念だ。
と、戸惑いながら被害者の家族に対して裁判所側から謝罪があったそうです。
被害者の遺族らは・・・

本日の裁判で、新立文子(しんたてふみこ)被告の主張に対し被害者の遺族らは・・・
最大限の実刑判決を下してほしい。
と述べています。
この裁判内容を見てネットの反応は?

この「裁判内容」をみたネットの反応は
など、新立文子(しんたてふみこ)被告に同情的な意見は少なく、批判的な意見ばかりでした。
まとめ
新立文子(しんたてふみこ)被告は、判決間際にこのように「逆ギレ」とも思われてもおかしくない行動をとりました。
今回の新立文子(しんたてふみこ)被告の行動や発言に世間は、批判的な意見が多かったように思われます。
私自身も、新立文子(しんたてふみこ)被告は、本当に被害者や遺族、亡くなった方々に対し、謝罪や反省の気持ちがあるのか?
と、疑問を感じました。
新立文子(しんたてふみこ)被告の今後の裁判やスケジュールについては未定です。
今後の動向について分かり次第またお知らせしたいと思います。
